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「勉強のやりかた」に気が付いた話

■勉強のやりかたは学校では教えてくれません

 勉強のやりかたは人に聞いたり、本を読んだり、ネットで探してみたり。しかし正解は無く、やみくもに進めているうちに1・2年は「あっ」という間に過ぎてしまうものです。そういう私は、中学・高校と勉強らしい勉強は経験が無く40歳近くで専門学校に入り「勉強のやりかた」がわからず右往左往しました。

 ところで、私は20年近くシステムエンジニアを生業とし、設計・開発・導入を行ってきました。当然なのですが、お客様に納入するシステムに問題があってはならないのです。なので、チェックリストを作って隅から隅まで「これでもか!」というくらいテストするわけですが、それでもトラブルはつきものです。

 「勉強のやりかた」がわからず悩んでいる時、ふと気が付きました。勉強もシステムもテストをする。システムは、仕様通りに動くかどうかのテスト。勉強は、理解したことを覚えているかどうかのテスト。だったら勉強は、「理解すること」と「覚えること」が出来ているかどうか丁寧に潰してゆけば良いのだ、と。

 それからはチェックリスト(試験範囲のリスト)を作って覚えるためのツールを準備、仕事のようにチェックリストを潰していく「勉強という名の作業」を始めました。そして定期テストで90点以上をたたき出すことが出来たのです。仕事のプレッシャーに比べれば楽なものでした。

■凡人のための「勉強のやりかた」

 優秀な人は、そんなことはしなくとも頭に入ってしまうのでしょう。が、私のように努力しなければならない多くの人が、それなりの成績を収めるためには、それなりの方法論が必要でしょう。それが、以下の4ステップでした。




4ステップ 1.準備 2.勉強 3.暗記 4.問題

■1.準備ってなんだ

 準備は、勉強するために必要な下ごしらえです。例えば、

・勉強する範囲を知るためにシラバスを見る

・勉強に必要なプリントを揃えてファイリングする

・ノートの文字が汚いので書き直す

・定期テストや国家試験に向けてスケジュールを組む

・必要な教科書や、参考書、問題集などを用意する

といったものです。

 パーソナルレッスンでコーチングする中で、プリントを揃えてファイリング出来ている人、10人中2人くらいしかいません。クリアファイルにつっ込んである人がほとんどです。プリントを使って勉強するのであれば、あらかじめ、めくりやすく・見やすくしておくべきです。ノートも同じです。見にくいノートは使い物になりません。勉強するためのノートは、まとめ直す必要があるかもしれません。

 これら準備作業は日頃、済ませておくことです。あとからまとめてやろうとすると嫌になります。ただの準備と思うことなかれ。勉強の準備作業は意外と重要なのです。

■2.勉強

 勉強の最たるものは「授業」を受けることでしょう。1回の授業ですんなり理解できるほど簡単な講義ではありません。一般的には「予習→授業→復習」が必要だと言われています。普通の人は授業だけで精一杯でしょうから、復習が2回必要かもしれません。

 ノートはどうしますか?講義だけでプリントの無い先生は、もちろんノートを取ります。黒板に書いてある内容がまとまっているなら、そのままノートとして使えます。思いついたように気ままに板書する先生もおられます。そのような場合は、家に帰ってノートや教科書等を見てまとめ直す必要があるでしょう。

 プリントを配布してくれて、その内容通りに授業が進むようならラッキー。必要なことはプリントに書き込んで行けば良いのです。

 授業もノートもプリントも当てにならない。という授業もあります。そのような場合は、参考書のお世話になりましょう。授業の内容が、参考書の何処にあたるのかよく観察して下さい。

 自分の力では太刀打ちできない人は、人に頼る事です。クラスメイト、先生、教えてくれる人の力をお借りしましょう。

 ノート作るのはあきらめたとか、ポイントがわからないとか、時間がないとか、人に頼れないという方は

解剖学 超まとめ」「生理学 超まとめ

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臨床医学各論 穴埋め問題集」「解剖生理 穴埋め問題集

を勉強のお供にご利用ください。手っ取り早いです。

 「パーソナルレッスン」なら、授業でわからないところや、勉強のやりかたなど、個別指導でお悩みを解決します。

■3.暗記

 勉強が出来たのなら、次はそれを覚える必要があります。

 一番お金がかからず手っ取り早いのは、ノートやプリントを少し読んで、くるっと裏返しに隠す。そして、他人に説明できるようなイメージで声に出す、とか頭の中で反復することです。これが一番効率良く、強く覚えられます。

 一般的には、暗記用のペンとシートを使いマークして隠して行くパターンではないでしょうか。ノートやプリントがマークで汚れてしまうというデメリットはありますが、扱いやすく人気です。

 私はノートやプリントが汚れてしまうのが嫌でしたので、ノートやプリントはコピーして、コピー側で覚えるところを黒ペンで潰していました。解剖学の先生が漢字までチェックするので、ひたすらノートに漢字を書いて覚えました。

 やってはいけないのは「覚えたつもりになる」ことです。ノートを見ただけ、プリントを見ただけ、教科書を読んだだけなのは、インプットしたことを、アウトプットしていません。これでは覚えたことにはなりません。

 ポイント確認と暗記には

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をご利用ください。左側のページは、まとめ・ポイント、右側のページで暗記作業が出来るようになっています。

■4.問題

 最後の仕上げは自分を試すことです

 理解できた・覚えたのなら、きっと問題が解けるはずです。○×問題、穴埋め問題、4択問題、選択問題、と出題形式があります。国家試験対策であれば4択をやれば良いですし、定期テストであれば、担当の先生の出題方法を伺って出題方法の問題を試してゆけば良いでしょう。

 大切なことは、間違えたところの確認です。忘れていただけなら「3.暗記」へ戻れば良いですし、理解が追い付かず問題に太刀打ちできなかったのなら「2.勉強」に戻れば良いという事になります。

 選択式の「解剖学小テスト」「生理学小テスト

4択問題の「解剖学国家試験問題集」「生理学国家試験問題集

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穴埋め問題なら「解剖学 穴埋め問題集」「生理学 穴埋め問題集

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で自分を試してみて下さい。

 国家試験に向けて勉強を進めている方には「トレーニングキット」をお勧めします。自分の不得意なセクションを洗い出し、分析・評価・復習して成績アップを狙います。




なる早で「勉強のやりかた」を勉強してください

■勉強のやりかたもトレーニングが必要です

 「勉強やりかた」を時間をかけて丁寧に行えれば、必ずや良い成績を得ることが出来ます。が、こんなにストイックには出来ない、時間がない、無理ぃ~、という反応は目に見えています。100点とか90点取れと言っているわけではありません。一度、できるだけ頑張ってみても良いのではないでしょうか。これくらいのチカラ加減なら、これくらいの点数が取れるということがわかってきます。

 最終的には国家試験を合格することが皆さんの目標ですから、そこに向けてどれくらい頑張らないといけないのか?という見積もりが出来るようになってきます。それがわかるだけでも十分です。

■後回しにする理由なんてどこにもない

 残念ながら国家試験に不合格になってしまった方をこれまで見てきました。進級も卒業も出来ているのですが、みなさん勉強のやりかたがあやふやで、それをそのまま放置してしまう傾向にあります。なんとかして改善する必要があります。それには少し時間がかかるのです。

 勉強を後回しにする理由なんてどこにもありません、出来るだけ早く「勉強のやりかた」を会得して欲しいのです。国家試験合格に向けてどれだけの勉強が必要なのか?手遅れになりませんよう。後で後悔して欲しくないのです。

なる早で「勉強のやりかた」を勉強してください。




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